- 地元にあるけど知らない会社
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就職斡旋資料を眺めていて、愛知時計電機の名前を知りました。僕は地元が岡崎なんですけど、いま自分が働いている岡崎工場のこともそうだし、愛知時計電機という社名もまったく知らなかったんですね。偶然、部活の先輩の同級生に愛知時計電機に入社した方がいて、その方からいろいろとお話を聞くうちに魅力を感じ、自分も入社したいと考えたんです。愛知県という土地柄もあって周りは自動車関連の企業に就職する子が多かったので、そういう珍しさも気になったきっかけのひとつかもしれません。なにせいまだに言われるくらいですからね。「時計を作っているの?」って。
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- 不安ごと受け入れてくれる環境
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卒業して社会人になるということで、入社前は「仕事って厳しいのかな」とか「やっていけるのかな」という不安ばかりが募っていました。でも実際に入社してみると、そういうマイナスな気持ちは180度変わりましたね。わからないことは先輩社員がしっかり指導してくれて、まったく気負わなくていい環境がそこにありました。それに加えて、同期の存在も大きかったかもしれません。製造部は水機器・ガス機器・産業機器の3部門に分かれていて、各部門で研修を行ったんですけど、一緒に作業をしているうちに仲間意識が芽生え、緊張もやわらいでいったんです。それぞれの職場に散らばったいまでも、同期との交流は続いています。
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- 自分の知識が誰かの力に
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ガス機器製造部はガスメーターの生産拠点である岡崎工場にあります。そんなガス機器製造部の技術課は複数のチームに分かれていて、僕は都市ガスチームに所属しています。僕の主な仕事はガスメーターに関する製造・設計の変更業務で、そのほかに製品の仕様変更に伴う試験業務や、営業の方からの技術的な問い合わせに回答する業務も行っています。問い合わせに対して適切に答えられたときは達成感がありますが、それ以上に、営業の方の力になれた、ひいてはガス会社さまのお役に立てた、という事実にやりがいや喜びを感じますね。
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- 知識や視野をもっとずっと広く
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営業部門を通じて届けられるガス会社さまからの要望や疑問って本当に幅広いので、それに応えられるよう自分の知識や視野を一層広げていきたいです。お取引業者さまや部品メーカーさまが技術紹介を兼ねた講習会を定期的に開いてくださるので、そういった機会を生かして自分を高めていけたらいいかなと。あとは、僕にも後輩が増えてきたので、先輩としての自覚であったり、全体を見渡すという意味での広い視野も持ちたいですね。僕と同じような境遇にあって、似たような不安を抱えている子は多いので、自分がそうしてもらったように、気負わない環境を用意できればいいなと思っています。