相手側に立つ
柔軟なシステムづくり

営業本部 名古屋支店

K・H

入社27年目
工学部 電子工学科出身

INTERVIEW INTERVIEW

地元に本社を構える優良企業
学生時代は電子工学を学んでいたので、就職活動中は精密機械や電気にまつわる分野で探していました。愛知時計電機は地元が本社の優良企業。そして水道メーターにおいては業界No.1の実績だったので、安定した企業だろう、と考え応募しましたね。実をいうと他社はあまり見ておらず、入社試験も1社しか受けなかったんですよ。それほど迷いなく飛び込みました。入社後、4年目の時に会社としての経営方針が大きく変わり、私は札幌支店へ転勤に。環境の変化と、以前よりもかなり忙しくなったことで「働くことって大変なんだな」と実感した覚えがあります。
お客さまと同じ方向から見る
私は計装エンジニアとして、営業と技術者、協力会社と連携しながら、システム設計・構築、システム提案、施工、保守設計、クレーム処理に至るまで、すべての業務に携わっています。施工時においては現場代理人・主任技術者の業務も行いますが、全体を通して意識しているのは、「できる限りお客さまの意向を聞き出すこと」。最良の答えを追い求めると結論に到達するのは難しいことですが、お客さまの目線で同じ方向から物事を見ると必然的に「何に困っているのか」「何を大事にしているのか」がわかるんですよね。そうすれば、状況に合わせて柔軟な解が出せるので計装エンジニアとしての対応力も上がるのかな、と思います。
10年後まで見据えたシステムづくり
設計や構築をする際は、自分よがりのシステムにならないよう気をつけていますね。高いものを押し付けるようなシステムはあまり良くないと思っていて。少し具体的な話になるんですが、例えばシステム構築においてモノを増やすというのは、納品から10年後を見据えたときに、部品の交換や故障などの負担がどんどん大きくなるということ。そうすると本当の意味ではお客さまのためにならないと思うんですよ。なので、今だけではなく導入後もずっとお客さまに役立つようなシステムづくりを大事にしています。そのためにはやはり、相手に真摯に向き合い、求めていることを読み取るのが重要だと思います。
この先の担い手とともに成長したい
これまで多種多様なシステムを構築しましたが、同じものを納品したことはほぼありません。なので、今後も未経験の業務を通じて知識を深め、提案の質をさらに上げていきたいですね。また同時に、相手の心を掴める技術者を増やしたいと考えています。単に知識があるだけでなく、お客さまに寄り添い、ともに考えて行動できるエンジニアですね。若い方には、今できないことを恥じてほしくないんです。何ができないのかを自覚できれば、どんな人も必ず成長できるはず。私自身、「明日はもっと成長できる」とずっと思っていますから。これからも弊社独自の計装エンジニアとして、皆さんと共にスキルアップしていきたいです。